第16回宇部市長杯囲碁大会成績報告

 2月16日(日)、今年度最後の支部大会となる第16回宇部市長杯囲碁大会を、篠﨑市長をお迎えし、宇部市男女共同参画センターに於いて開催しました。名人の部19名、高段者の部28名、段級位の部15名の62名という今年度最も多い愛棋家の参加をいただき、熱戦が繰り広げられました。大会成績は前記の表のとおりです。
 篠﨑市長からは、初心者コースから囲碁をはじめられた体験や市役所に新設される市民交流棟で囲碁大会を開催していただきたいというお話があり、囲碁文化の継承・発展に資する激励をいただきました。
 宇部支部では支部主催大会を年4回開催しています。日本棋院は県内に9支部ありますが、今年度の他支部主催大会は下関支部(1回)しかありません。宇部支部は、愛棋家と関係諸機関のご支援・ご協力により、県内で最も活発に活動しており、囲碁文化の普及・発展に寄与しています。
 大会には高知市から山崎様の参加があり、県内は防府市、山口市、美祢市、長門市、下関市から広域の参加がありました。高知県の場合、県内に二段の方が参加できる大会がなく、山﨑様は遠路県外に出かけて大会に参加されています。このことからも宇部地域は囲碁環境に恵まれていることがわかります。
 囲碁の特性と効用については「考える力、右脳の活用、相手とのコミュニケーション能力・バランス感覚・協調性、集中力、国際性、礼儀」を身に付けることができ人格形成に役立ちます。また、年齢にかかわらず楽しむことができ、今回の大会も小学4年(9歳)から91歳まで幅広く参加され、「人生100年時代」を充実して楽しく過ごすことのできるゲームになっています。
  支部では、ジュニア世代への囲碁の普及に力を入れており、従来の藤山小・恩田小・大学院幼児園でのジュニア教室に加え、今年度は宇部市文化創造財団主催の「子ども伝統文化わくわく体験学校」に参加し、昨秋6回の子どもわくわく囲碁教室を実施しました。また、昨年8月にココランドで開催された第1回宇部ライオンズクラブジュニア囲碁大会に協賛協力をして盛況のうちに大会を終えることができ、今年8月の第2回大会の開催も予定されています。

 大会の熱戦譜は宇部日報の紙面にてお届けいたしますので楽しみにお待ちください。

 次回の第10回宇部商工会議所会頭杯囲碁大会は、昨年に続き、新川市まつり前日の5月4日(日曜、みどりの日)に、囲碁をPRし、新天町の「まち」のにぎわいの一助となるよう、ハミングロードアーケード路上でを開催いたします。愛棋家の皆様には、お誘い合わせのうえ参加していただき、1日囲碁を楽しんでいただきたいと存じます。